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歴史ある建築を保存し、まちづくりに活かそう!

TEL. 090-1983-1366 

〒641-0056 和歌山市秋葉町3-20-703 郭家住宅の会 事務局 

活動概要ACTIVITY

活動概要

 私たちの会は平成29年7月に発足しました。その後、随時会報「異人館だより」を発行し、毎月日を定めて建物を公開しています。また、特別企画として下記企画を実施し、地域の方々にこの建物の保存を呼びかけるとともに、生活の潤いとなるような活用の提案を行っています。そして、行政にこの建物の現地での保存と地域のために活用することを訴えています。  
 なお、本会設立以前の平成28年5月には、神戸大学名誉教授足立裕司氏(近代建築史)の尽力により、建築史学会から和歌山市長及び和歌山県知事あてに保存要望書が提出されています。

会設立以後の主な特別企画

▶ 郭家のひな祭り 開催(R 6.3.1(金)~3(日)
郭家のひな祭りは、歴史ある郭家の建物を活用し、主に幕末・明治・大正・昭和戦前の様々なひな人形を飾っていることに特徴があります。その中には加賀藩主前田家で飾られた大きな内裏雛もあります。
今年は折り紙作家のオリガミホさんを招いて、折り紙でひな人形を作る教室も郭家茶室で開催しました。

  
   加賀藩前田家のひな人形(幕末)       オリガミホさんによる折り紙教室

▶ 文化財見学会 -東濱口家と広川町のまち並- (R 5.12.2)
「稲村の火」でよく知られている濱口梧陵家(通称西濱口家)の近くですが、あまり知られていない濱口吉右衛門家(重要文化財・通称東濱口家)の見学会を実施しました。この東濱口家には主屋、本座敷、御風楼などの建物があり、なかでも御風楼は明治末に建てられた木造三階建の迎賓施設で、近代和風建築らしく自由な創意工夫がみられる、特に見ごたえのある建物です。
まち並散策では、ボランティアガイドさんの案内で広村堤防や耐久社などを見学するとともに、落ち着いたたたずまいを見せる広の散策を楽しみました。
なお、この企画は郭家住宅の会会員とその関係者のみで行いました。



        東濱口家 御風楼

▶ 武友正修さんの遺作絵画展 開催 (R4.11.9~13)
コロナで何度も延期となっていた武友さんの遺作絵画展を開くことができました。 ご覧いただいた方々から、パステルでこのような見事な絵が描けるのかと一様に驚きの声が上がりました。 地域の方々のほか武友さんが主催していたロクデザイン事務所の方々、また親しく交流された方々など多くの方々が来場くださいました。

  


 三年ぶりの「あじさい祭り」 (R4,6,3~5)
コロナで中止を余儀なくされていた「あじさい祭り」を再開しました。色とりどりのあじさいも美しく咲き揃い、エキゾチックな姿の洋館に文字通り花を添えました。今年は新しい試みとして100円野菜市や和大生によるドリンク販売などもあり、3日間で600人を超える入場者を迎え初夏の一時を楽しんでいただきました。

  


▶ 郭家住宅保存活用の請願 (R2.11.25)
本HPのトップページ、ニュースにも記した通り、今年春より郭家保存活用の請願署名を集める活動を行い、その結果お陰様で7490筆が集まり、この日尾花和歌山市長に早期実現を請願して参りました。
         
    

今年は、コロナウィルス感染予防のため、例年実施して来ました「あじさい祭り」「秋のコンサート」また、昨年から実施した「郭家講座」は中止せざるを得ませんでした。

▶ ひな祭り (R2.2.15・16)
恒例となった早春の郭家ひな祭り。今年は寄贈いただいた大正期の豪華な雛飾りを新たに加えて行いました。ひな祭りに合わせて奥座敷で桐蔭高校筝曲部の皆さんのお琴の演奏も予定していましたが、新型コロナウイリス感染予防のためやむなく中止しました。

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          郭家のひな飾り 左昭和戦前 右大正期 辻様からご寄贈いただいた大正期のひな人形


▶  第1回 郭家講座 「郭家再発見!」 (R1.11.10)
洋館を会場にして講座を始めることになりました。まだまだ郭家住宅のことが十分知られていないので、第1回目は本会代表から郭家の保存と活用についてお話しさせていただきました。小さな会場ながら満席となり、有意義な講座となりました。

                  


▶ 秋のコンサート (R1.9.16)
今年、中前晴美さん池田智海さんのお二人によるバイオリン演奏を楽しみました。曲目は「荒城の月」、「川の流れのように」他で、お二人の息の合ったトークもあり、和やかな演奏会になりました。今年も洋館をライトアップし他では見られない幻想的な雰囲気の中でのコンサートでした。

           
             バイオリンのデュオを楽しみました   演奏会が終わってスタッフ一同ご苦労様

 あじさい祭り (R1.6.7~9)
エキゾチックな洋館とあじさいのコラボで「まるでハワイに来たみたい!」と好評のあじさい祭りが行われまし今年は洋館内で愛好家が丹精込めて育てた多肉植物も展示し、来場者に楽しんでいただきました。

           
                    愛犬と一緒にパチリ!

ひな祭り (H31.2.23・24)
今年も郭家に伝わるひな人形や、市内の旧家から提供いただいた人形などを飾りました。特に今年はひな祭りらしい設えにも努め早春のひと時を楽しんでいただきました。

 
       中筋家に伝わる明治のひな人形      中筋家から提供いただいた明治のひな飾り   吉田家から提供いただいた御殿びな飾り

秋のコンサート (H30.10.8
夕刻、洋館の前庭で川口麻紀さんのアイリッシュハープと岡本万貴さんのフルートによる演奏を楽しみました。曲目はロンドンデリーの歌、星の世界などの名曲です。ライトアップされた洋館は、昼間とは全く異なった幻想的な雰囲気を醸し出します。


           
                   幻想的な雰囲気で行われた演奏会

あじさい祭り (H30.6.8-10)

  会員のあじさい愛好家の提案を得て、洋館前庭に様々なあじさいが見事に咲き揃いました。洋館の魅力と相まってインスタ映え  する魅力あふれるあじさい祭りとなり好評を得ました。

            

端午の節句 (H30.5.5-6)

  街中では見られなくなった鯉のぼりを前庭にあげ、洋館内には歴史ある武者人形や子供の和服の晴れ着、古い和紙製の鯉の  ぼりなども飾りました。

         


ひな祭り (H30.2.24-25)

  郭家に伝わる段飾りのひな人形や御殿びなの他、市民から寄せられたひな人形、また幕末から明治期の大型のひな人形など  を、奥座敷を中心に飾り、大勢の皆様方に参加いただきました。

         


 
おもいで写真館 (H29.12.2-3)

  国道42号線の街並みは昭和40年代の拡幅工事で全く変わってしまいました。拡幅前の懐かしい写真を前に、あちこちで思い出  話しの輪が出来て盛り上がっていました。

          


郭家シンポジュウム (H29.11.11)

 県内の代表的な近代遺産として郭家住宅を取り上げ、東大名誉教授の藤森照信先生を招いて講演およびパネルデスカッション を行いました。県立美術館ホールで開催しました。